AGCテクノグラス株式会社 RECRUIT

先輩社員の声 PEOPLE

周りから頼られる開発者を目指して 開発・技術(ガラス材料)

--AGCテクノグラスに入社を決めた理由を教えてください

大学では生物を専攻していましたが、モノづくりに興味があったことと新しいことに挑戦したいという気持ちから化学系の企業に絞って就職活動をしました。
企業説明会で若い技術者の方がお話ししていた「自分が開発したガラスが実際に商品として販売されたときとても嬉しかった」という言葉から自分の仕事に誇りをもっていることが伝わってきました。
AGCのガラスは私たちの身の回りの色々なところに使われており、自分の仕事がどのように役立っているのか実感しやすいと思います。
皆さんの生活を豊かにする手助けができ、自分の仕事に対して誇りを持てるような企業だと思ったので入社を決めました。

--実際にAGCテクノグラスで働いてみて、どのような会社だと感じていますか?

若いうちからチャレンジする場を与えてくれる会社だと思います。
1年目から責任のある仕事を任され、苦労することもありますが困ったときには助けてくれる先輩方がいるので実践を積みながら成長することができます。

--現在の担当業務について教えてください

携帯電話やデジタルカメラ等に使われる視感度補正フィルターの硝材開発を行っています。
小さな部品ですが写真を撮る際に不要な赤外波長の光をフィルターによって吸収することでフレア発生を防ぎより綺麗な写真を撮ることができます。
現在はお客様の要望に応えた新たな付加価値を付けたガラスを日々模索しています。

--「辛かった、大変だった」仕事を教えてください

一番悔しかったことは仕事を進めるうえでまだまだ勉強不足であることを実感した時です。
ガラス原料によっては量を入れすぎると溶融中に試験容器から吹き出してしまうようなものもあります。原料の特性についてよく知らないまま試験したことで融液が吹き出し、溶解炉を数日停止させてしまったことがありました。
その間試験がストップしてしまい、作業者の方にも迷惑をかけてしまいました。
他にも知識不足が原因で効率の悪い段取りになってしまったりと反省することが多いです。

--また、そこからどのようなことを学びましたか?

1年目からすべてうまくやれるとは思っていませんが、自分のミスが周りに影響を与えてしまうこともあるので1年目だからと甘えるのではなく反省し次につなげることが大事だと思っています。
また過去に失敗したときに気付いたことが後々役に立つこともあるので失敗したことはノートに書くことを心がけています。
正しい知識を持っていないと試験を進められないことを実感したので会社に入る前よりも勉強への意欲が沸き積極的に研修やセミナーに参加するようになりました。

--やりがいを感じる時を教えてください

目的のガラスを開発するまでに解決すべき課題がたくさんあり、1つ改善するだけでも時間がかかりとても苦労します。
それらを1つ1つ改善できた時は達成感がありとても嬉しいです。
まだ試作段階なので特許や商品化には至っていませんが、最近は商品化を見据えたアドバイスをいただくことが増えてきたのでゴールがだんだん見えてきたような感覚でやりがいを感じています。

--これからの目標を教えてください

早く1人前の開発者になることです。今はまだ先輩方に助けてもらっている部分が多いですし私自身1人で仕事を進めるには不安な気持ちがあります。
経験を積み技術を高め、自信を持ち、周りから頼られる開発者を目指していきたいです。

休日の過ごし方

サッカー観戦が好きなので時々県内のスタジアムに観戦に行っています。

ある1日のスケジュール