AGCテクノグラス株式会社 RECRUIT

先輩社員の声 PEOPLE

ガラス溶解のプロを目指して 開発・技術(溶解成形)

--AGCテクノグラスに入社を決めた理由を教えてください

大学での研究課題がガラスの成膜だったのでガラス関係の仕事を希望していました。
AGCテクノグラスは特殊ガラスを扱っていたので自分の知見を活かせる部分もあるかと思い入社を決めました。また、海外への出張があったのも入社理由のひとつです。

--実際にAGCテクノグラスで働いてみて、どのような会社だと感じていますか?

とにかく安全やコンプライアンスといったCSR(企業の社会的責任)を重要視する会社だと感じています。
危険を伴う作業については時間をかけてリスク低減策を考え実施しますし、コンプライアンスについても定期的に講習会を行い、過去の違反した事例等を再確認し共有・注意喚起を行っています。
また、「Bad News First」という文字通り悪い情報程早く報告するという理念を掲げており、それができるよう風通しの良い職場づくりに取り組んでいる会社です。

--現在の担当業務について教えてください

ガラスの溶解を担当しております。ガラスを製品にするまでの流れは簡単に説明しますと、原料調合→溶解→成形→加工→成膜となります。
溶解工程では調合された原料を1000~1500℃で溶かし成形側にガラスを供給するのですが、ただ溶解すればいいというものではなく、適切な条件(温度・時間等)で行わないとガラスが不良品となってしまいます。
私の所属している部署は開発部門なので色々な条件を試しながらそのガラスに最適な溶解条件を日々探しています。
その他にも成形されたガラスの品質評価やガラスを流出する設備の設計等を行っています。

--「辛かった、大変だった」仕事を教えてください

ガラスの溶解についてなかなか良品ができなかった時がとても大変でした。溶解において良品を作るための条件はある程度、原理・原則から求められますが、そのガラスについてはなかなか計算結果通りにならず、様々な外部要因が複雑に絡み合っていました。
一つずつ条件を振って品質を向上させることに成功はしましたが、とても長い時間がかかりましたし条件を変えても良くならないことが何度もあり心が折れそうになりました。

--また、そこからどのようなことを学びましたか?

当たり前のことですが現場・現実といったものが非常に重要と学びました。また広い視野で物事を見ないと思わぬところが不良の原因になることも学びました。

--やりがいを感じる時を教えてください

入社して二年目ですが、担当業務全般についてやりがいや面白さを感じています。
どの仕事も考えなければならない項目はとても多く、それらは原理・原則について一から学ばなければいけないことが多いです。
設備の設計を行うその時は、耐久性を考える物理の知識が必要になりますが、化学系の自分は一から勉強をしなければならないため、苦労しますが、知識を修得していくことは面白くやりがいでもあります。

--これからの目標を教えてください

第一の目標は担当業務について専門性をより深く修得し社会人として一人前になることです。
「ガラスの溶解」の内容は果てしなく深く、解明されていない要素が数多く存在します。
しかしそれらを解明し新しい高品質ガラスを作ることが社会の発展に繋がるので日々勉強し挑戦していきたいです。

休日の過ごし方

社会人から始めたゴルフです。練習やラウンドはもちろん、家にいるときもゴルフ関係のYouTubeを見たりしています。
ラウンドは会社の人や、大学、地元の友達など幅広い人たちといけてとても楽しいです(ちょっとお金がかかりますが…)。

先日行った富士山を見ながらのゴルフも最高でした。

ある1日のスケジュール